DNA修復とは?

正確な自己修復システム


 DNAの複製システムは極めて正確ですが、それでも間違いは起こります。ときにはこの間違いが致命的になることもあります。ヌクレオチド(遺伝子を構成している4種類の化学物質)を傷つけてDNAの全体性を壊す危険性を持つものとしては、細胞内の化学変化や紫外線等があります。この問題に対処するために、細胞は修復酵素1個小隊を雇っています。3種類の修復酵素が定期的にDNAの状態を見回り、見違いを見つけては修理していきます。まず「消し係(けしおくん)」が十分に噛み合っていなかったり、傷ついたりしているヌクレオチドを発見し、切り取ります。すぐ後ろをついてきた「修理係(たてやくん)」が相手の鎖を手がかりにして、新しいヌクレオチドに置き換えます。最後に「縫い係(つなぎくん)」が鎖の合わせ目を縫い合わせて、正しいヌクレオチドの組み合わせが保たれます。


 

さぁ、次は「DNA複製」を見てみましょう!